注)現在中学生の我が子が未就学の頃に受講していたZ会の幼児コース について体験談を投稿しています。現在のZ会の幼児コースはさらに改良されパワーアップしているものと思われます。
最新の講座内容についてはZ会幼児コースにお問い合わせください。
Z会幼児コースを本当に受講した我が家の体験談!
ネット上にはZ会幼児コースの口コミや評判がありますが、実際に体験して成長した子の情報は意外に少ないのではないでしょうか?
現在中学生になる我が子がZ会幼児コースを受講した結果、その後の成長にどんな効果があったかを振り返ってみたいと思います。
当時は幼児コースは年中と年長の2年間でした。現在は年少コースもあるようです。ただし年少コースには提出課題や添削はないようです。
Z会幼児コースの教材の魅力
1.体験学習が充実!
「ぺあぜっと」という教材は、親子で一緒に取り組む体験学習です。工作、科学実験、観察、料理、季節の行事、町の探検など未就学の子が遊びながら学べるようになっています。体験後にぺあぜっとシートに記入して提出します。
子どもは体験学習を思い出して絵を描きます。補足として親が絵の説明や体験のときの様子を文章で記入。そのほかに思い出メモを書いて子どもの成長を記録します。
↓こちらが体験学習の記録↓
受講し始めてまだ慣れていないころのもの。年中の5月号。ビー玉を入れてつくった簡単なおもちゃを斜面で走らせる遊びでした。とても下手な絵です。何の絵なのかよくわかりませんよね。
それでも、先生からはすてきなお返事がきます。どんなに下手な絵でもちゃんと具体的に褒めてくれるのがありがたかったです。
植物の葉や発芽の様子などについての観察したときのものです。大根、にんじん、ヒヤシンスの球根、発芽したジャガイモの絵です。毎月のんびりと楽しみながら続けていると、ちゃんと上手になってくるのですね。年中の2月号です。
植物の根が出たあとに芽が出て成長していく様子など、後の理科の勉強につながる体験ができました。また、家庭での会話もこの体験を意識した内容が増えました。野菜や果物を食べるとき、植物のどの部分なのかを親子で話し合ったりしたのです。にんじんは根、ブロックリーは花のつぼみ…という風に。あるいは、スーパーの分類ではすいかは果物だけれど、生物学の分類では野菜なんだ…というような会話もしました。
Z会のお陰で親子の会話が知的になっていったと思います。
毎月、様々な分野の体験学習がありましたから、知識が増えましたし、子どもなりに物事のとらえ方、考え方の視点を多く持つようになりました。さらに知的好奇心が育っていきました。
これがZ会幼児コースが大切にしている「先取よりも、あと伸び」ということだと思います。
10歳頃までは学校の成績などはあまり気にせず、焦らず、じっくりと学びの体験を積んでいき、ぐっと学力が伸びるまでゆったりと待つことが大切なだと思いました。
ぺあぜっとシート(体験学習の記録シート)の思い出メモ欄も毎回違う質問にこたえて書くので、後で振り返るとなかなか面白いのです。
年長の12月号の思い出メモより
最近一番の名言・迷言
「お母さんの耳はロバの耳か?お母さんにはオレの心の声が聞こえてない!(怒)」
「寒い!耳がちぎれそう!耳なし芳一になってしまうやん」
2.保護者向けの情報誌が充実!
「ぺあぜっと i 」という保護者向け情報誌には、体験学習に関して保護者が予習するのにちょうどよい基礎知識や取り組み方のヒントが詳しく掲載されていました。
子どもと一緒に気楽に遊びながら体験学習できます。それが後の学校での勉強にどのようにつながっていくのか、どこがポイントなのかということも、保護者向け情報誌を読めばわかるので新米かあさんにとってはありがたいことでした。
また、おすすめの絵本や図鑑の紹介、育児コラム、子どものお料理レシピなどもあったので読み応えがありました。
また交流ページでは、会員の体験学習の紹介もありました。我が子の作品も紹介されたことがあって励みになりました。
3.親子の信頼関係ができる。
子どもは親と遊ぶ楽しさを知ります。親は遊びを学びにつなげていくポイントがわかります。親子で一緒に体験学習をして、子どもはZ会教材で遊んでいる間に自然に視野を広げますし、自分でできることが増えます。子どもの自己肯定感が育つだけでなく、親子の楽しい思い出が増えます。
親子一緒の楽しい思い出や自己肯定感が、子どもの成長の糧になります。のちの中学受験や高校受験のときに、子どもを賢く逞しくします。
Z会の幼児コースは親のサポートが必須ですから、忙しい保護者にとっては大変だと感じることもあるかもしれません。しかし、幼児期に手間を惜しまず愛情をかけてサポートすれば、のちに手がかからなくなります。我が家も共働きだったので時間のやりくりが大変でしたが、Z会が準備してくれる教材に取り組むことで、理想的な学びのチャンスを得られたと思います。自分で考えて準備するのは大変です。
小学低学年の頃は成長が遅く勉強もあまり得意ではありませんでしたが、小学4年生ごろから急激に経験や知識が頭の中でつながり、勉強が楽しくなったようです。
小学校で行われた標研式CDT学力診断テストの結果を見ると、
小学5年4月 本人正答率(全国平均)
国語100%(79) 算数96%(78) 社会100%(85) 理科100%(77)
小学6年4月 本人正答率(全国平均)
国語91%(75) 算数98%(70) 社会100%(76) 理科100%(79)
小学校卒業時には基礎学力がきちんと身についていたと思います。現在は中学生ですが、今のところまだ知的好奇心は衰えていないし、勉強をさほど苦痛に感じないで楽しんで取り組んでいるようです。