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ちびっこも地図に親しむべし 社会科の学力を育む

 旅行したり帰省したりするとき、子どもを車の後部座席に乗せてアニメDVDでも見せておけば楽ちん…なんて考えてしまいそうですが、ほかの土地へ移動するときというのは地図に親しむ良いチャンスです。幼児のうちから繰り返し地図をみて行動する習慣を身につけておくと、学校の社会の時間に地図や地理を習い始めるとき苦手意識を持たずに済みます。そのとき親は楽ちんになるんじゃないかなと思います。

赤ちゃんが生まれたら、子どもにも見やすい大きい文字のアナログ時計をリビングにおいて、生活の中で自然に時間の概念を子どもに感じさながら育てていきますよね。そういうのは常識なのでだれでもやってると思うのですが、地図も生活の中にさりげなく取り入れていくのがいいのではないかと思います。

 

たとえば、「3時だね。おやつにしようね。」とか「9時だから寝ようね、明日の朝は8時に出かけるよ。」とか、まだ時計が読めない子どもにも毎日繰り返し時計を見るように促したり時の流れを感じさせたりしますよね。

同じように、「おじいちゃんのうちは広島だよ。うちから新幹線に乗って、この線路を通っていくんだよ」とか「明日はおばちゃんちにいくよ。国道2号線で行こうかな。」とか言いながら一緒に地図を見るんです。大人といっしょに地図を見るとなんだかちょっと賢くなったような気がして子どもは喜びます。

広範囲の地図でなくても、自分のまちの地図とかショッピングモールの店内案内図とか動物園の園内案内図とか、何でも遊び&学びにつながります。見たい動物を案内図で探したり、トイレの場所を確認したり。もちろん始めのうちはあまり地図が理解できなくても構わないのです。なんども繰り返し見ていると、少しずつ地図が理解できるようになります。目的地までどんな経路で行くのがいいかなとか、時間がかかるけど運賃は安いなとか、途中の駅で名産品を買ってみたいとか、地図上の距離は近いけど坂道がきつくて大変だとか…いろいろ考え始めます。

そんな風に幼いころから生活の中で経験値を上げている子どもは物事の理解が速いため、学校での勉強が本格化する小学校高学年以降も勉強にあまり苦痛を感じずにいられると思います。もちろんトップクラスの優等生でいたいなら、さらに努力や工夫も必要だと思います。

 

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ぶたぶたくんのおかいもの 

幼児向けの絵本。はじめにお話があり、最後に地図が出てきます。ぶたぶた君がお買い物して帰宅するお話と、その時通った道を描いた簡単な地図。普段の生活と地図をむすびつけるというのが、幼児にとってとても大切な学びになると思います。

漢字やカタカナはなく全てひらがな表記。

 

 

ドラえもん 地図がよくわかる  社会科おもしろ攻略

 案内図、地形図、地図記号、方位、地図の図法などいろいろな地図の知識を得ることができます。ドラえもんの漫画なので堅苦しい勉強という気持ちを持たずに、楽しみながら自然に学ぶことができるようです。小学生向け。