わくわく・にんげん!
福音館書店の「かがくのとも傑作集」はちびっこが科学を知るための良書ばかりです。
「かがくのとも傑作集」の中で、「わくわく・にんげん」は人間の体の仕組みをおもしろく楽しくわかりやすく教えてくれます。
自分の体という身近なものを題材にして、科学的な視点を持つということがとても素晴らしいと思います。
いずれは学校で習うことですが、学校での学習の前に科学的な捉え方を知っていると子どもの視野が広がります。論理的な考え方ができるようになります。
そして遊びや日常生活の中の物事と科学が結びついている子は、学校でのまなびの吸収も速いです。
机に向かう本格的な学習が始まる前に、楽しい遊びや読み聞かせを通して科学の入り口へと子どもをいざなっていきたいものですね。
ちのはなし
ケガをすると出てくる血、しばらくすると固まる血…子どもが日常で経験する血の不思議の仕組みを教えてくれます。血管、動脈、赤血球、血小板などの用語も出てきます。決して難しいと感じさせないけれど、本格的に血液の流れやその働きを学ぶことができます。幼児~小学生向けの絵本。
ほね
お魚の身を食べると残る骨。タコには硬い骨がない。骨があるのとないのとではどう違うのかとイメージできるお話から入って、人間の骨・関節・筋肉の様子、また頭蓋骨や胸骨などの役割などを教えてくれます。短い文章とわかりやすい簡潔な絵で、学ぶことができます。幼児~小学生向け。
はははのはなし
歯の役割、虫歯ができるわけ、丈夫な歯を作るためにどうすればいいかを教えてくれる本です。簡単でわかりやすい文章です。
幼児向けの絵本。
はなのあなのはなし
コミカルな絵と文章なのに、知的です。人間の鼻の穴の形は様々です。動物の鼻の穴はもっといろいろあります。鼻の穴が一つしかない動物もあります。鼻の穴の役割は?花が詰まるとどうなるの?鼻と耳と口とのどはどんな風につながってるの?楽しみながら学べます。
幼児~小学生向け。
きゅうきゅうばこ
やけど、とげ、しゃっくり、たんこぶ…など、どうすればいいのか処置の仕方を教えてくれます。ちいさい子どもでも自分の体のちいさな小さなケガの応急処置をしっておくことは、とてもいいことですね。生きる力を育むために。
かさぶたくん
ケガをしたときにできるかさぶた。かさぶたは何でできているのか、どんな仕組みでできるのか、かさぶたができたらどうしたらいいのか、けがをしたとき皮膚にはどんな変化があるのかを教えてくれます。
幼児~小学生向け。
あしのうらのはなし
人間の足の裏とゴリラの足の裏の違い、足の裏の進化、走るときの足の裏の様子、土踏まずのはなし…など足の裏について様々な視点で、たのしくおもしろく知識を与えてくれる本。
幼児向けの絵本。