端午の節句・子どもの日とは
古代中国では「端午」とは五月初めの五の日を意味していました。雨期に入るこの季節に感染症や害虫の被害から身を守るために菖蒲やヨモギを飾って邪気を祓ったと言われています。
この風習が渡来し、平安時代には日本でも菖蒲やヨモギを飾って邪気を祓ったそうです。近代武家社会になると、菖蒲は「尚武」に通じるとして、この日を「男児の節供」とする考えが広がり、冑や武者人形を飾る習慣が生まれたのだとか。また、立身出世を願う鯉のぼりや幟(のぼり)が飾られるようになりました。
1948年には「こどもの日」として国民の祝日となりました。
子どもの日を楽しもう
段ボールなどを使って武具を作ってチャンバラを楽しみませんか?
端午の節句に何食べよう?
我が家はおやつ用に近所でちまきと柏餅を買ってきました。
夕食にはハレの日を意識した日本的なお料理がいいなぁとあれこれ考えてみました。
たけのこやフキなど旬の食材を使ったちらし寿司もいいなぁと思ったのですが、
たまたま近所のスーパーでいつもより安く天然の鯛が手に入ったので、
鯛めしを作ってみました。
土鍋で炊く鯛めし
材料
我が家には計量スプーンがないので、いつものように目分量です。
ご家庭のお好みで味をアレンジしてください。
鯛(鱗をとって内臓を処理したもの)
米 2合
水 450ml(調味料を入れるので、450mlよりやや少なめがいい)
だし昆布 小1枚
醤油 小さじ2~3くらいかな
料理酒 小さじ2~3くらいかな
岩塩 少々
薬味(刻みねぎ、きざみ新生姜、きざみ大葉など…お好きな物)
作り方
1.鯛の水気をキッチンペーパーで軽くふき取り、岩塩少々をふって焼く。
皮に斜め十字の切れ込みを入れておくとよい。
2.土鍋に研いだ米、だし昆布、調味料を入れる。(給水15分程度)
3.2に塩焼きした鯛をのせて蓋をし火にかける。
一旦加熱を始めたら、蒸らし終わって完成するまで蓋を開けない!!!
4.沸騰するまで強火、沸騰したら中火で5分、その後、極弱火で15分加熱。
5.火を止めて、さらに10分程度蒸らす。
6.お茶わんにご飯を盛る。鯛の身を丁寧にほぐして乗せる。
ちいさいお子さんの場合は、鯛の骨、要注意です!
お気づきの方もいらっしゃいますよね。端午の節句の前日に投稿するために、我が家では一日早めてイベントを行いました。
我が子は呆れていますけど。「えー、ブログのために早めの端午の節句って!!」と。