ちびっこは遊びから学べ!
年齢相応の学びってあると思うんです。小さいころは異年齢の子と体を動かしてたっぷり遊ぶのがいいと思います。特に10歳未満の時は、自由奔放に遊べたほうがいいんじゃないかって気がします。
小さいうちからスポーツの教室に通う子どももたくさんいますね。習い事にももちろんいい面があります。能力を伸ばしたりいろんな経験をさせたりするには…。でも、どんなに体を動かしてても、それは遊びとは言えないと思います。細かいルールとかスケジュールとかで管理されていたり、礼儀作法を厳しくしつけれれたりすると、自由度がどんどん低くなっていきます。
大人に指導される時間とは違う、子どもの奔放な遊びが必要です。遊びの場と時間を提供してやるのも大人の務めかなと思います。
こども同士で喧嘩したり、話し合ったり、解決したりすると、コミュニケーション能力も高まるし、達成感もあります。
チャンバラで思い切り戦ってみろ!!
人気のヒーローものや戦隊もののおもちゃもいいけれど、自分たちで武具を作っちゃうのです。工作!
小さすぎる子は親が作ってやってもいいですけれど、できるだけ子どもにも作らせましょう。
最小限のルールだけ大人が決めておきます。
新聞紙と段ボールを主な材料として、硬すぎて危ないものを使用せずに鎧と刀を作ること!
ほかのルールは、放っておいても子どもたちが臨機応変に決めます。
ちびっこたちの鎧や刀は完成度が高いのです。お父さんがはりきっちゃうものだから。
おとうさんが童心に帰っちゃって、子どもに工作させるのを忘れちゃうんですよね。
「子どもの日に段ボールでつくった鎧と刀をもって集合!」という約束でした。
ほとんどの子が戦国時代風の甲冑で現れたのに、西洋風の騎士もいたりして…(笑笑)
小学生になるとそれぞれに自分で試行錯誤しながら好みの鎧や刀を作って登場します!装飾にこだわるも良し、動きやすさ重視にするも良し。
あらかじめ取り決めがあったわけではないけれど、兜や盾もつくってくるし…。
さて、みんな揃ったら、二つの部隊に分かれて戦を始めます。ちびっこから順に戦って最後は将軍の勝負…みたいなことも子どもたちが適当に決めます。
勝敗の決め方をはっきりさせたい場合は、新聞紙で作った紙風船をお腹につけておくといいですね。紙風船を壊されたら負け…みたいなルールだと分かりやすいです。
外の広い場所が近くにあるといいですね。大きな声を出したり暴れたりしても叱られない場所!!子どもには絶対に必要ですよね。思い切り暴れられたらいいですね。
心ゆくまでたっぷり暴れまわっていないと、お家や学校でお行儀よく落ち着いて生活することなんてできないでしょう。
まずは縛られずに外で暴れまわって遊ぶこと…それが満たされてから、やっとお行儀とか勉強じゃないでしょうかね。