チキンライス2種
我が家ではチキンライスというと二種類あります。
一つはケチャップとバターの味で炒めたチャーハン。混乱を避けるため、我が家ではあえて「ケチャップライス」という呼び名を使うこともあります。
もう一つのチキンライスは、我が子の第二の故郷のソウルフードです。住んでいたところの近所に隠れた名店があって、日本円にして400円程度でたべることができたB級グルメ!
「海南鶏飯」「Hainanese Chicken Rice」です。
日本でも「チキンライスの素」は手に入ります。
↓ちょっと検索するといっぱい出てきます↓
海南チキンライス「Hainanese Chicken Rice」
海南チキンライスというのは、鶏のゆで汁と生姜で炊いたご飯に、ゆで鶏と野菜を盛り付けたお料理。鶏のゆで汁で作ったスープと一緒に出されることが多いです。
本場では丸鶏を茹でてスープをとっていますが、家庭では鶏もも肉が扱いやすくていいと思います。また、本場ではインディカ米(ジャスミンライスなど)を使うことが多いと思いますが、我が家ではジャポニカ米を使います。
海南鶏飯
材料 2~3人前
鶏もも肉…2枚
料理酒 少々
塩少々
ネギの青いところ
米 2合
鶏ガラスープの素 (濃いめの味が好きな方だけ)少々
おろし生姜 小さじ1.5(ごはん用)
おろし生姜 小さじ1(タレ用)
おろしにんにく 少々
ナンプラー 小さじ2
ごま油 小さじ2
醤油 少々
付け合わせ(きゅうり、トマト、パクチーなど)
付け合わせスープ用の具材(ネギ、キノコ、根菜など)
作り方
1.鶏もも肉は余分な脂を取り除き、料理酒少々と塩少々をふっておく。
2.お鍋に鶏もも肉とネギの青いところと水を入れて、弱火でゆっくり鶏肉に火を通し、鶏のスープを作る。
アクを丁寧に取りながら、火にかける。沸騰させるより低温調理のほうが鶏肉が柔らかく仕上がる。
水が多すぎるとスープの味が薄くなってしまうので、少なめの水で鶏肉を茹でてスープをとる。このスープは米を炊くのに使う。そのあとにまだスープが残っていれば中華スープを作ると良い。
3.鶏肉に火が通ったら、火を止めてそのまま冷ましておく。
4.米を研ぐ。
5.炊飯器に米と冷ました鶏のスープとおろし生姜を入れて炊く。
ジャポニカ米で炊く場合、いつもの水加減より鶏スープをやや少なめにいれると良い。
濃いめの味が好きな場合は、鶏ガラスープの素少々も入れて炊くと良い。
6.茹でて冷ました鶏肉を食べやすい大きさに切る。
7.ナンプラー、ごま油、おろし生姜、おろしにんにく、醤油少々を合わせてタレを作る。
味が濃ければ、水少々を足す。
8.鶏を茹でたあとのスープが残っていれば、好きな具材で中華スープを作る。
ネギや根菜などを入れて、醤油や胡椒で味を調えて…。
9.ご飯が炊きあがったら、大きな平皿にご飯、鶏肉、付け合わせ野菜を盛り付ける。
鶏肉にタレをかけてもいい。
パクチーが好きな方はたっぷりかけてください。
うちは青菜のオイスターソース炒め、中華スープとともに出します。
食べるときは、両手にスプーンとフォークを持つのがご当地流。
我が子にはまだまだ名店の味にはなってないとダメだしされています。でも、おいしいと言ってくれます。