iyasakaの子育て

心と頭と体に良質の栄養を! 

図形問題が得意になる!? 数学のセンスを育む遊び

空間認知能力を育む

小学校高学年になると中学受験に向けて中受算数に苦労する子も多いでしょう。中学受験しない子でも、高校受験前には中学数学をしっかり習得する必要があります。算数や数学を学ぶとき、理解の速さやひらめきに個人差があるような気がするのです。努力だけでは埋められない、センスの差というようなものがあるのではないでしょうか?特に得意な子と苦手な子で圧倒的な差を感じるのは図形問題

受験勉強が始まったら、有名進学塾に通わせてしっかり学ばせるから大丈夫?いえいえ、同じ授業を受けていても、すぐに習得できる子もいれば、習得できない子もいます。なぜなのでしょう?もちろん、もって生まれた才能の差もあるかもしれません。しかし、多くの場合生まれつきの才能だけではないようです。0~10歳ごろに空間認知能力を育むような経験をしていれば、図形問題のセンスが磨かれるのだそうです。

 

f:id:iyasaka_appare:20191113164055j:plain

空間認知能力って何?

大きさ、方向、形状、距離、位置関係など三次元空間を素早く正しく認識し、それに基づいて行動できる能力のことです。たとえば、スポーツなどで走ったりボールを投げたりするときに、瞬時に距離や方向や位置関係を正確に理解して適切に動ける能力。たとえば、袋や箱に様々なものを詰めるときに、物の大きさやサイズなどを瞬時に理解してうまく収納できる能力。こういう能力は小さいころから、遊びや生活の中で十分な経験を積むことで鍛えらるのだと先輩ママたちに教わりました。

 

算数や数学では立体の展開図や回転図や断面図を考える問題などもよく出ます。学校や塾で習う頃になって焦ることがないよう、幼いころから鍛えておくのがいいそうです。

 空間認知能力の育み方

1.外遊び(鬼ごっこやボール遊びなどを)何度もする

2.お料理や粘土遊びや工作で、物を切ったり、折ったり、曲げたり…する

3.つみき、ブロック、パズルで遊んで楽しむ(勉強のように真面目に取り組まなくていい)

 

折り紙・タングラム(図形パズル)

うちの子も2歳~6歳頃によくやっていました。はじめのうちは全然できなくて、自由に好きな形を作ったりしていましたが、慣れてくると見本の形が上手にできるようになっていました。ゆっくりじっくり落ち着いて取り組む…つまり集中力を養うことにも役立ったような気がします。

 

ずけいキューブつみき

小さくて収納にも困らないサイズ。子どもの小さな指で扱えます。はじめは平面図形の見本を練習し、徐々に複雑な立体図形へと進みました。幼児のうちに上手にできなくてもいいんです。空間認知能力が鍛えられているのか実感できないかもしれません。でも、10歳を過ぎてから効果に気づくかもしれません。3歳頃から焦らず試してみてください。

 

LaQベーシック511

小さなパーツをつなぎ合わせるのに、やや力が要ります。5歳頃から試してみてください。自由に好きな形を作るのもよし、お手本を見てその通りに作るもよし。うちの子は1年生の時に大好きでした。タイヤをつけて乗り物を作ったりしていました。

 

Lego クラシック 黄色のアイデアボックス <スペシャル>

細かいパーツをつなぎ合わせて様々な物体を作ることができます。うちの子もレゴはかなりはまりました。毎年のようにサンタさんにリクエストするおもちゃはレゴでした。レゴシティーやレゴクリエーターなどが大好きでした。年齢に合わせていろんなシリーズがあるのもいいですね。自由に作品を作るのももちろんいいのですが、作り方の説明図を見てその通りに再現する能力を鍛えてみるのもいいと思います。図を理解する能力が育ちます。5歳頃から。