和の文化
端午の節句・子どもの日とは 古代中国では「端午」とは五月初めの五の日を意味していました。雨期に入るこの季節に感染症や害虫の被害から身を守るために菖蒲やヨモギを飾って邪気を祓ったと言われています。 この風習が渡来し、平安時代には日本でも菖蒲や…
ひな祭りとは 古くから3月3日は節日(上巳の節句)として祝われていました。奈良・平安時代にはこの日に「曲水の宴」が催されていました。細く曲がりくねった水の流れに盃を浮かべて和歌を詠んだり、桃酒やヨモギ餅を味わったりしながら邪気を祓う宴だったそ…
立春とは? 立春とは二十四節気の一番初めで、「春の始まり」を意味します。冬至と春分の真ん中の頃で、実際にはまだまだ寒いですが、太陽の光に春の兆しを感じたり、徐々に梅の花が咲き始めウグイスやメジロが見られたりする頃です。 旧暦では春を一年の始…
節分とは 節分とは雑節の一つで季節を分けるという意味があり、本来、立春・立夏・立秋・立冬の前日を表していましたが、今では立春の前日のみを言うようになりました。 旧暦では立春に近い新月の日が1月1日だったので、立春とお正月はほぼ重なっていたそう…
商売繁盛で笹もってこい!! えびす神社のことを関西人は「えべっさん」と呼ぶことが多いです。えびす神社には福の神えびす様がまつられています。つまり「えべっさん」とはえびす様を親しみを込めて呼ぶ関西弁なのでしょう。 関西にはえびす神社がたくさん…
春の七草、言えるかな? 子どもと一緒に暗唱しましょう。日本語は5・7調のリズムにすると覚えやすいので、 5や7の音(拍)になるように区切ると良いそうです。 セリ・ナズナ ゴギョウ・ハコベラ ホトケノザ スズナ・スズシロ スズナはかぶ、スズシロは大…
お節料理を食べよう 家族で好きなものを食べてお正月を楽しく過ごせたらそれだけで幸せですけれど、子どもの教養を高めるために、たまには伝統的な日本のお節料理を準備するのもいいのではないでしょうか?すべてを手作りするのは大変ですから、いくつかのお…
冬至とは? 冬至は新暦の12月22日頃、一年で一番夜の時間が長くなり、昼間の長さが短くなる日ですね。 この日を過ぎれば徐々に昼間が長くなり、春分の日には昼間と夜の時間が同じになります。そして3か月後には夏至が来て、さらに3か月後には秋分の日が来て……
もういくつ寝るとお正月? お正月の過ごし方も多様になってきましたね。それぞれの家庭の楽しみ方があっていいと思いますが、自分の国の伝統的なお正月の様子もちゃんと知っておきたいですね。普段は忙しく質素に暮らしていても、年末にはお部屋をきれいに掃…