クリスマス・シーズンはどのように過ごすもの?
家にはクリスマスツリーやリースを飾ったり、キャンドルをともしたり…。恵まれない人のために慈善活動に参加したり、大好きな人にプレゼントを準備したり、友人をパーティーに招いたり…。キリスト教徒の方々は、厳かで温かなクリスマスの季節をとても大切にすごしているようです。私も家族もキリスト教徒ではありませんが、キリスト教徒の方々と交流したことはこれまでに何度もありました。出会ったキリスト教徒の方々から聞いたクリスマスの飾りやサンタさんの由来などを綴ってみたいと思います。
クリスマス飾りの意味? サンタクロースの由来?
クリスマスツリーやイルミネーションって本当に素敵ですよね。キャンドルなどの灯りは聖書の「世の光(人々を照らす光)」を、もみの木などの常緑樹はみずみずしい永遠の命を表すのだとか。また、針葉樹の葉はキリストがかぶっていたいばらの王冠を、赤い実はキリストの血を象徴するのだと教えてくれた人もいました。ヒイラギのとげとげしい葉や赤い実もキリストの受難を思い起こさせます。罪を背負ってくれたイエス・キリストへの感謝の気持ちを忘れないためのアイテムなのだそうです。ツリーの一番上に飾る星は東方の三賢者たちをキリストのもとへと導いた星、金色の飾りは三賢者のからの贈り物の一つが黄金だったから。杖の形のキャンディは羊飼いの杖を表します。キリスト誕生を告げるベルや天使もツリーに飾られますね。国や地域や宗派によってクリスマスのお祝いの仕方にも違いはあるようですが…。
また、サンタクロースの由来は諸説ありますが、聖ニコラウスだといわれています。冬の寒い夜、貧しい家の窓(あるいは煙突)に金貨を投げ入れてくれた聖人だそうです。金貨は暖炉のそばに干してあった靴下の中にするりと入ってしまったのだとか。この金貨によって、貧しい一家は救われたと言われています。
多くのキリスト教徒の方々は12月にはチャリティーに参加したり、クリスマスプレゼントやカードを贈ったりして愛を分かち合います。また、友人や親族を招きもてなします。大皿の温かい料理を分け合ったりして…。
そうです。宗教的な意味合い・原点に立ち返れば、そこにはチャリティーやホスピタリティーやシェアの気持ち!があるのです。なんと美しい精神でしょう!平和を祈り幸せを分かち合うキリスト教徒の方々の思いに触れることも、子どもにとってはいい経験になるかもしれません。日本はキリスト教徒が比較的少ないせいか、クリスマスのイメージが商業ベースに乗せられた感じは否めませんね。
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