iyasakaの子育て

心と頭と体に良質の栄養を! 

みんなちがって みんないい 個性を認める絵本

 個性を大切に…

豊かな多様性が認められ、個性が尊重される時代になりました。とてもいいことだけれど、どうすればいいのかわからない時もあるかもしれませんね。迷ったり悩んだりしたとき本を読めば、ヒントが見つかるかもしれません。

 

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ウェズレーの国 

服やヘアースタイルのセンスも興味のある遊びもほかの子どもたちとは違うウェズレー。仲間に合わせて一緒に遊ぶよりも、自分の世界を充実させることを選びました。

自分の国と文明を作るのです。はじめは友達に理解されなくても大丈夫。勇気、好奇心、探求心、創造力があれば、開花するんですね。小学生向け。

さっちゃんのまほうのて

生まれつき右手に指のないさっちゃん。幼稚園で友達とけんかして、胸を痛めます。お母さんがさっちゃんに話す言葉、お父さんの温かさ、友達のやさしさ、幼稚園の先生のさりげない気づかい…みんなの愛に包まれています。母親なら涙が出てしまうかもしれないので、読み聞かせには向かないのではないかという気もしますが…。

 

 

 

窓ぎわのトットちゃん 

黒柳徹子さんのおいたちのお話です。私が小学生の頃にベストセラーとなり、今でも読まれているロングセラーの作品です。型にはまらない個性の強い子にとっては、一般的な日本の小学校は居心地が悪い場所になってしまうことがあります。

トットちゃんもいわゆる普通の日本の小学校に馴染めずに、個性を尊重してくれる自由な校風の小学校に転校します。トットちゃんのあるがままを受け止めて、自己肯定感を育んでくれた先生もすばらしいですね。これからの時代は、こんな先生や学校がもっと求められるのかもしれません。

 

 

自閉症の僕が跳びはねる理由

東田直樹さんはテレビのドキュメンタリー番組などに出ていらっしゃるのでご存じの方も多いと思います。自閉症特有の敏感さやコミュニケーションの難しさがあるのですが、ゆっくりと時間をかければ文字盤を指さしながら人に思いを伝えることができます。彼の内面を綴ったこの本は28か国30言語以上で翻訳されているそうです。世界の多くの人に自閉症を理解するきっかけを与える本だと思います。