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子ども部屋の片付けと写真整理

子ども部屋の整理整頓は春休みに!

日本では4月から新学期という学校が多いですよね。1月~3月は学年のまとめの時期であり、入学試験やら進級準備を行う時期でもあります。

 

入学・進級前、とくに春休みは子供部屋の整理整頓の一番のチャンスだと思います。節目の季節には整理整頓をするものだ…と子どもに教えましょう。

 

新学期には新しい教科書・文房具をそろえたり、傷んだ体操服やカバンを買い替えたりすることでしょう。「新しいものが増える分、不要な物や古くなった物を処分しようね」と子どもに伝えて、子ども部屋の整理整頓に親が一緒に取り組んであげるといいと思います。

 

要らなくなった問題集、もう読まない本、捨ててもいいテストやノート、使わなくなったおもちゃなど、親が誘導して子どもに処分するか取っておくか判断させるのがいいと思います。親が勝手に処分したりしてはいけません。子どもなりに物に対して愛着や思い入れがあるでしょうし、自分の荷物の整理は自分で責任を持つ必要があることを理解させたほうがいいでしょうし。

 

人によって捨てられないものって違うと思います。我が家の場合、私は書籍が捨てられないし、主人は仕事関係の資料が捨てられないし、子どもは友達との思い出のグッズが捨てられません。それぞれにこだわりのポイントが違うのです。それも個性ですね。

  

以前こんまりさんの片付け術が流行っていたと思うのですが、ただ物を捨てて部屋をすっきりさせるという単純なことではないのですね。物を通して自分の過去と向き合っていくのです。過去に向き合って、これからの自分に必要な物を厳選して残していく…ということなのかな…と思います。

部屋をすっきりさせることは自分の心をすっきりとさせていくことなのかもしれません。

 

子どもは今を生きていて、過去や未来を考えるのは得意ではありません。でも、そこは親の年の功で、物の取捨選択を上手に導いてやったらいいんだと思います。

 

捨てるだけでなく、売るとか譲るとか寄付するとか、いろんな方法で再利用できないか考えてみるのもいいですね。探してみると制服やランドセルの中古再利用をすすめているボランティア団体もありますしね。誰かの役に立つと思えば手放しやすくなる物もあります。

 

思い出の写真を残そう

子どもの工作などの作品、大切にしていたけれど要らなくなったおもちゃなど写真に撮って残してあげるといいですね。

行事や普段の何気ない場面など、お子さんの写真を撮っている方も多いと思います。お子さんの作品も処分する前にぜひ写真に撮ってあげてください。

また、お子さんだけでなく、できるだけ親・兄弟・親族・友人・先生…かかわった周りの人との写真を残してあげたいものです。特に親が子どもと一緒に写真に写っていることって大切です。

親は育児や仕事の疲れでやつれてしまって写真に写る気分じゃない時も多いですけれどね。私も子どもが小さいころはほとんどワンオペ状態で仕事・家事・育児をこなしていて髪を振り乱し、化粧は崩れ、目の下にくま…みたいな状況でした…。そんな生活だと自分は写真に写らないようにして、ついつい子どもの可愛い姿だけを写真に残そうとしてしまいがちですね。

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幼い子どもは今を生きるものですし、青春期の子どもは自分一人の人生を生きるだけで精一杯です。

でも、ときどき子どもと一緒に写真整理でもしながら過去を振り返ってみましょう。子どもが過去の自分と向き合ったり未来への気持ちを整理できるように。そして、自分の周りにたくさんの人がかかわってくれていることを再確認できるように。

 

いつか子どもは大人になって、過去を見つめるときが来るでしょう。また自分一人ではなくパートナーや子どもと一緒に生きる覚悟をするときが来るでしょう。

自分が親になったとき、自分の子どもの頃の写真をきっと見ます。そして、その時に見たいのは幼き頃の自分の顔よりも、若かりし日の親の顔だと思います。自分が幼かったころ、親がどんなふうに子育てをしていたのか知りたがると思います。

自分の両親がどのように親としての人生を生きてきたのか、自分が親になったときに知りたくなるものでしょう。

泣き叫ぶ幼き自分と、髪を振り乱して子育てしている若かりし親の写真っていうのも、なかなかいいものだと思います。

 

 

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