お月さまの絵本を楽しもう
お日さまやお星さまとは違った魅力があるお月さま。暗い夜を照らしてくれる優しい光。月の満ち欠けも月明かりも、なんだか神秘的です。太陽と月の関係など科学的なことを学ぶ前に、お月さまの神秘的な物語を楽しむのもいいものだと思います。小さいうちはゆったりと美しいファンタジーの世界に浸っているのもいいんじゃないかなと思ったりして…。
おやすみなさい おつきさま
マーガレット・ワイズ・ブラウンさんの代表作ですね。瀬田貞二さんの日本語訳もとてもいいと思います。
静かに夜が更けていきます。お部屋の中にある様々なものに「おやすみ」と声をかけるような気持ちで、やがて夢の中へ…。寝る前の読み聞かせにぴったりの優しくて静かな絵本です。
赤ちゃん~幼児向け。
おつきさま こんばんは
日が暮れてお月さまが屋根の上にに昇ってきます。暗い空が明るくなって…。シンプルな言葉と絵です。お月さまのお顔がステキでほっこりと温かい気持ちになる絵本です。
「はじめてのおつかい」の林明子さんの作品です。
赤ちゃん~幼児向け。
パパ、お月さまとって!
「はらぺこあおむし」のエリックカールさんの作品です。色使いがとてもきれいです。
夜空のお月さまが近くに見えたから、モニカは手を伸ばしてみます。でもお月さまには届かなくて…。パパがとても長いはしごを持ってきて…。
左右に広がったり、上に広がったり、仕掛けが楽しめる絵本です。
あかちゃん~幼児向けの絵本。
お月さまってどんな味?
空には大きな丸いお月さま。地上から眺めているたくさんの目。動物たちはお月さまってどんな味かな?と手や足を延ばしてみますが届きません。ある日、小さなカメは高い山に登ってお月さまをかじってみようと決心するのですが…。動物たちが次々やってきてお月さまへ近づこうとする可愛いおはなしです。ほのぼのした繰り返しがたのしい絵本です。
幼児向け。
お月さまってどんなあじ? /らんか社/ミハエル・グレ-ニェツ
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まんげつのよるまでまちなさい
「おやすみなさい おつきさま」のマーガレット・ワイズ・ブラウンさんの作品。
月のない夜ですが、あらいぐまのぼうやは、巣を出て夜を見てみたいと言いました。でもお母さんは答えます、「まんげつのよるまでまちなさい」と。好奇心いっぱいのぼうやにおかあさんは毎晩優しく言って聞かせます。
待ちきれないぼうやと、気が熟すまでゆったりと待つ母親…。こんな母親になりたいものです。
幼児~小学低学年向けの絵本。