好き嫌いなく青菜も食べよう
子どもが野外活動から帰ってくると必ず報告してくれるのですが、食事のとき好き嫌いばかりする友達が結構多いそうです。
特に青菜を好まない子は多いようです。繊維質が多くて噛みにくいし、苦みや青臭さを感じるし…。青菜だけでなく、魚嫌いとか、キノコ嫌いとか、いろんな子がいます。大人も子どもも食の好みは様々で、好き嫌いがあるのは当たり前です。だから嫌いなものを無理にたくさん食べさせる必要もありませんが、我が家では苦手な物でも必ず一口は食べるというルールにしております。
アレルギーや宗教上の理由などで食べられないのなら仕方がないのですが、そうでなければ子どもには苦手な食べ物でもほんの少しだけ食べてさせてみるといいと思います。少しずつ慣れて味覚が変わることもあります。だんだん食に対して許容範囲が広くなります。
何でも気持ちよく食べる子はどこへ行っても可愛がられますし、食生活において不便を感じません。どこでも生きていけます。
食べ物だけでなく学びも遊びも人付き合いも苦手なことに少しだけチャレンジして許容範囲を広げていくと、異文化に対しても許容範囲が広くなるような気がします。
栄養たっぷり かぶの葉と大根の葉・大根菜
大根の葉・大根菜やかぶの葉には、βカロテン、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、カリウム、カルシウムなどが豊富に含まれています。普段食べている根の部分よりもたくさん含まれているのですから、捨ててしまってはもったいないと思います。
大根の葉やかぶの葉が手に入ったら、ぜひ料理して家族で食べてみてください。
かぶの葉や大根の葉の炒め物
材料
かぶの葉や大根の葉(我が家は3束分程度)
ごま油少々
醤油
砂糖
みりん
(醤油・砂糖・みりんを同量ずつ、お好みの量で。我が家は小さじ1ずつ)
ごま
かつおぶし
そのほか ちりめんじゃこ 七味唐辛子 などもおすすめです。
作り方
1.葉をきれいに洗って刻み、ざるで水を切っておく。
我が家は生のまま使いますが、あくが気になる方はさっと下茹でして絞っておくといいです。
2.フライパンにごま油をしいて、さっと短時間で炒めます。
茎の部分を先にさっと炒めてから、少しの時間差で葉の部分も入れて炒めます。
3.醤油、砂糖、みりんを入れてまぜ、火を止めてゴマとかつお節をかけて混ぜます。
色が鮮やかなうちにすぐに器に入れて冷まします。
加熱しすぎると色が鮮やかではなくなります。
完成
かぶの根はシンプルにだし昆布と岩塩で浅漬けにしました。
ごはんのおともにぜひ。
少量の漬物をつけるとき便利です。蓋が重しになっています。
つけた器のまま食卓に出せる美しいデザインです。