科学的な考え方を知ろう
子どもが理科の勉強に興味を持つようになるには、幼いころから日常の身近な物事に対して科学的な考え方を知っておくのが一番いいのではないかと思います。
日頃から科学に親しむ絵本を読んだり、家族で科学に関する話をしたりすると、学校の授業で習うときに知識の吸収がはやいと思います。学校で何もかも初めて習う子は、物事の捉え方の基礎を知らないので大まかなことを理解するだけでも大変です。
博物館や科学館に行ったり、家庭で簡単な理科実験をしたり、家庭で植物の栽培や観察ができるととても素晴らしいと思います。そんな余裕がない場合でも、人の体の仕組みについて家族で話すなど、家庭でもできることからコツコツ始めてみてはいかがでしょうか?
人間の体について学べる絵本
わくわく・にんげんシリーズ
福音館書店かがくのとも傑作集「わくわく・にんげん」シリーズもたのしく科学を学べる良書です。堅苦しくなくて読みやすい本ばかりです。
たべもののたび
たべものが口に入り、よく噛まれたあと体の中に入ってどうなるのでしょうか?食べ物が消化され吸収される様子を教えてくれます。幼児でもわかるような簡単な言葉で説明してくれます。食事や排泄について科学的な視点を持つことができるようになります。かこさとしさんの科学絵本です。
すべてひらがな表記。幼児~小学低学年向け。
すってはいて よいくうき
すべてひらがな表記。幼児~小学低学年向け。
わたしののうと あなたのこころ
すべてひらがな表記。幼児~小学低学年向け。
あたまのなか
おしっこの研究
おしっこはどうして出てくるのか、うんちとはなにが違うのか、食べ物の消化吸収や心臓と血液の話など、とても詳しいけれど、全然退屈しない笑えるおはなしです。柳生弦一郎さんの話の切り口がおもしろすぎて大笑いしてしまいます。でも、しっかり基礎知識が身につくという優れた絵本です。福音館書店「たくさんのふしぎ傑作集」です。
難しい漢字にはふりがなあり。小学生向け。