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日本史に親しむには? 社会科の学力を伸ばす

 日本史の学習が始まる前に、昔の時代に興味を持たせるには?

私は幼い子どものころ、「はじめ人間ギャートルズ」「日本昔ばなし」などのアニメを見たり、「遠山の金さん」「水戸黄門」などの時代劇をみたりしました。また百人一首カルタの絵札のお姫様の様子を見たりしていました。それで、「むかしむかし、あるところに~」といってもいろんな時代があるのかな?どの時代が古いのかな?百人一首のお姫様と遠山の金さんに出てくる女の人は髪形が違うんだな…とぼんやり考えたりしていました。小学6年生で日本史を習う時まで、歴史って本当に何も知らなかったのです。そういえば、クラスの優等生くんたちのお家には小さいころからたくさんの歴史漫画がありましたっけ。

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我が子には高学歴になってほしいわけではないんですよ。ただ学問も楽しんでほしいなと思っています。苦しい勉強なんてあまりしてほしくないのです。

 

1.日本の昔話に親しむ

幼児の頃から昔話絵本などで、日本の昔の様子を聞いて知っておくと楽です。お侍さんの着物、お姫様の長い髪、貧しい民の暮らし…、なんとなくイメージできるというのが大切です。また昔話に出てくるような言葉(将軍様、百姓、年貢…など)をできるだけたくさん知っておくと良いです。昔話を楽しむ段階では、まだいつの時代かなんて知らなくても大丈夫です。幼児~小学低学年向け。

  

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2.歴史絵本を読む

歴史絵本で歴史の流れがなんとなくわかるようになるといいと思います。

小学低学年から。

 

「絵で見る日本の歴史」

簡単な時代の流れがわかるようになっています。主要な時代が描かれています。古い時代から現代まで時間の流れがつながっていることがイメージできるようになります。

 

「絵本 もうひとつの日本の歴史」

こちらは時代の流れだけでなく、そのころの人々の営みがわかるように描かれています。当時の仕事の様子などおもしろいです。

 

3.時代劇や大河ドラマに親しむ

我が家は日曜日に大河ドラマを必ず見るので、子どももそれが当たり前になりました。また一話完結の時代劇をたまに見てみるのもいいかもしれません。時代の雰囲気をつかむために…。

 

4.歴史博物館や歴史的名所を訪ねる

チャンスがあれば歴史の名所や歴史博物館に家族で出かけてみるのもいいと思います。学校の遠足でも行くでしょうが、よほど少人数のクラスでない限り詳しい学びにはつながらないと思います。親子で名所観光のガイドブックを下調べし、しっかり学びを意識して出かけるのが良いです。またボランティアガイドさんのガイドツアーのスケジュールを調べて参加するととてもいいです。小学生が参加すると可愛がってくれます。家族で出かける時間が取れない場合は、観光ガイドブックやテレビの旅行番組を上手に利用すれば、疑似体験も学びにつながると思います。

 

「ならの大仏さま」

かこさとしさんの知識絵本です。もし奈良観光のチャンスがあるなら、ぜひ事前学習を。

6.学習漫画を読む

 「日本の歴史 きのうのあしたは」

小学低学年でも読んで理解しやすい漫画です。歴史の大まかな流れを知るのにいいと思います。現代の子どもがバーチャルリアリティーで歴史を知る話です。